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書名 | 皇帝ユリアヌスと騎士たちの物語 |
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著者 | フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケー | |
訳者 | 小黒康正 | |
定価 | 1,650円(本体1,500円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0338-7 | |
四六判変型 並製 288頁 | ||
2023年6月 |
内容 | ドイツ・ロマン派を代表する作家の一人フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケー(1777-1843年)は古いドイツの伝説を発掘し、忘れられた物語に新たな息吹を吹き込む書き手でした。 『皇帝ユリアヌスと騎士たちの物語』(1818年)は、今なお愛読されている『ウンディーネ』(1811年)とは対照的にほとんど知られていませんが、背教者ユリアヌスの受容史において必ず言及されるほど重要な作品です。 ユリアヌスものを十九世紀にノヴェレの形式で唯一執筆したフケー文学の魅力が堪能できます。 ほかヨーゼフ・フォン・アイヒェンドルフの叙事詩『ユリアーン』(1853年)を収録 |
書名 | 続・一年に一日 |
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わたしの九月二十七日 | ||
著者 | クリスタ・ヴォルフ | |
訳者 | 保坂一夫 / 川尻竜彰 / 杉田芳樹 | |
定価 | 1,980円(本体1,800円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0334-9 | |
四六判 並製 248頁 | ||
2021年3月 |
内容 | クリスタ・ヴォルフは前作『一年に一日』で、毎年九月二十七日の出来事を書くことにより、自分の記録を時代の証言として残したいと考えた。その意図は前作で十分につくされた。 が、クリスタ・ヴォルフはその後も自己理解のために忠実な記録を残す作業を続けていた。 本書はその2001年~2011年の記録である。 中心テーマはドイツ統一後の東ドイツ系文学者や文化人の苦悩と苦闘である。統一後多くの東ドイツ知識人が西側から自己批判を迫られ沈黙するなか、毅然として勇気をもって発言を続けた。 本書はドイツ統一から世紀転換期にかけてのドイツ文学に関する貴重な文献資料である。 |
書名 | 一年に一日 | |
わたしの九月二十七日 | ||
著者 | クリスタ・ヴォルフ | |
訳者 | 保坂一夫 / 川尻竜彰 / 杉田芳樹 | |
定価 | 4,400円(本体4,000円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0248-9 | |
四六判 上製 668頁 | ||
2013年7月 |
内容 | 現代文学のテーマとそれに適応した表現方法を求める、 散文作家クリスタ・ヴォルフのたたかいの記録 「毎年一回特定の一日に関して一定の判断を下してゆけば、点はやがて線になり、面になって、それを記す彼女(ヴォルフ)の自己確認と自己表現を定着させ、そうして得られた主観の客観化を通じて時代の証言になってゆくだろう。 クリスタ・ヴォルフは、この希望を心の支えに、四十年間(1960年~2000年)、家族を中心とする私的なテーマだけでなく、そのときどきの時事的事件、政治的事件に関しても感想や判断を書きつづけた」 (訳者「あとがき」より) |
書名 | サンサーラ |
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著者 | ドーリス・デリエ | |
訳者 | 小川さくえ | |
定価 | 3,080円(本体2,800円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0324-0 | |
四六判・上製 404頁 | ||
2016年3月 |
内容 | 「本書に収められた15篇の物語は、それぞれ独立してはいるが、同名の主人公がちによって場所と時間を変えながら物語が継続されていたり、別の登場人物がリレー形式で物語を引き継いだりしているので、全体を一種のオムニバス小説のように読むことが可能である。多くの短編小説からひとつの大きな物語を編み上げる方法は、他の短編集や長編小説においても見られるもので、この作者においては馴染みのものである。」(「訳者あとがき」より ちなみに「サンサーラ」とは「輪廻」を意味するサンスクリット語である。 著者のドーリス・デリエは、映画監督でもあり、東日本大震災後の3.11福島を舞台にしたドイツ映画『フクシマ、モナムール』(桃井かおり主演)が第66回ベルリン国際映画祭で「ハイナー・カーロウ賞」と「CICAE(国際アートシアター連盟)賞」を受賞した。 |
書名 | 約束 |
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-推理小説に捧げる鎮魂歌- | ||
著者 | フリードリヒ・デュレンマット | |
訳者 | 平尾浩三 | |
定価 | 1,430円(本体1,300円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0321-9 | |
四六判・変型 並製 296頁 | ||
2016年3月 |
内容 | 20世紀スイスを代表する劇作家デュレンマットが、生の半ばにして世を問うた推理小説 スイスの、とある森の中で、少女の刺殺体が発見される。警部マテーイは、被害者の母親に、犯人の逮捕を約束し、すべてを投げうって捜査に邁進するのだが。 1958年『真昼の出来事』という題名で上演された、映画の脚本を執筆したデュレンマットは、警部が少女殺害の真犯人を大格闘の末に見事に逮捕する、そのあまりに単純な大団円に満足できず、映画シナリオを改作して新たに小説として発表した。殺人事件解明の息もつかせぬ展開の背後には、人間存在というものの悲哀が色濃く漂っている。 |
書名 | 王子ビリビンカー物語 |
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著者 | クリストフ・マルティン・ヴィーラント | |
訳者 | 小黒康正 | |
定価 | 1,650円(本体1,500円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0319-6 | |
四六判・変型 並製 170頁 | ||
2016年2月 |
内容 | グリム童話やペローの『童話集』など、大勢の民衆によって語り継がれてきた民話を集めて刊行されたものを、民衆メールヒェンという。一方で創作メールヒェンと呼ばれる相反するジャンルがある。本書は世界で最初の創作メールヒェンで、クリストフ・マルティン・ヴィーラントによって書かれた『ドン・シルヴィオの冒険』のなかの、「枠物語」となっている『王子ビリビンカー物語』を訳したものである。 18世紀中頃、スペインのヴァレンシア地方の城に住む、主人公ドン・シルヴィオは、叔母がすすめる騎士物語には興味がなく、亡き父の愛読書であった妖精物語に引きずり込まれてゆく。三歳のとき行方不明となった妹は、妖精にさらわれたのだという「妄想」にとりつかれたドン・シルヴィオ。周囲のものたちは彼が妖精物語と現実とを区別できるよう試みる。その試みのひとつが哲学者ドン・ガブリエルによって語られる、妖精物語『王子ビリビンカー物語』である。 ヴィーラントはセルバンテス『ドン・キホーテ』の「枠物語」形式と、フランスの妖精物語を範として、この創作メールヒェンを書き上げた。 |
書名 | ウィーン遺聞 |
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著者 | 河野純一 | |
訳者 | ||
定価 | 1,760円(本体1,600円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0307-3 | |
四六判 並製 222頁 | ||
2015年4月 |
内容 | ウィーンという町は、さまざまな表情を持っている。その表情の襞の一つ一つをじっくり観察すると、そこには思いがけないエピソードが潜んでいる。 目 次 『プラーターの日曜日』 『ウィーンのフィアカーの歌』 世紀末の絵葉書 ウィーン最大の舞踏会場 『おお、わがオーストリアよ』 『ケッテンブリュッケのワルツ』 ウィーンの「赤ひげ」 『オーストリアって何でしょう』 |
書名 | ホルンの最期 | |
著者 | クリストフ・ハイン | |
訳者 | 津村正樹 | |
定価 | 2,750円(本体2,500円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0306-6 | |
四六判 上製 336頁 | ||
2015年2月 |
内容 | ナチ時代から東ドイツを貫いて現代までの問題を剔抉する話題作、 原著刊行から30年の年を経てようやく邦訳 この作品がこの度日本で翻訳刊行されることのになった理由はいったいどこにあったのだろうかと考えてみると、それはこの作品自体が持っている「執念」とでもいえるものではないかと思われてくる。何と言ってもこの作品は、その焦点人物たるホルンが東ドイツ当局の追求に遭ってついには自殺に追い込まれるという作品である。亡くなったホルンは各章の冒頭で今では大人になったトーマスに「思い出せ、思い出してくれ」と対話の中で執拗に要請している。自分の死を、そしてその原因追究を忘れないでくれ、過去は過ぎ去ってはいないのだと主張するのである。そのことがホルンのそして作品全体の要請である。 (「訳者あとがき」より) |
書名 | ジークフリート伝説集 | |
著者 | ||
訳者 | 石川栄作 編訳 | |
定価 | 1,760円(本体1,600円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0304-2 | |
四六判 並製 280頁 | ||
2014年12月 |
内容 | 美女を救い出すために竜と戦う英雄ジークフリートの登場! ジークフリート伝説は5、6世紀のゲルマン民族大移動時代にライン河畔フランケンの領土で生成し、その後ドイツの南方や東方のみならず、北欧にも伝承され、現在に至るまで数々の作品が伝えられている。 本書は、18世紀の民衆本以外では、これまで著書のかたちでは刊行されていない価値のある作品を厳選。ドイツ中世英雄叙事詩『ニーベルンゲンの歌』や、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指輪』とは異なったジークフリート像が読み取れる。 巻末には補説として「英雄ジークフリート像の変遷」もつけてあり、この伝説の系譜を俯瞰することもできる貴重な訳書である。 目次 1.スノリの『散文エッダ』におけるジークフリート伝説 2.『ティードレクス・サガ』における英雄ジグルトの物語 3.韻文版『不死身のザイフリート』 4.民衆本『不死身のジークフリート』 5.ティークの二つのロマンツェ 補説.ジークフリート伝説の変遷・ジークフリート伝説関連図書一覧 |
書名 | 疑惑 | |
著者 | フリードリヒ・デュレンマット | |
訳者 | 平尾浩三 | |
定価 | 1,430円(本体1,300円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0301-1 | |
四六変型判 並製 278頁 | ||
2013年11月 |
内容 | 20世紀スイスを代表する劇作家デュレンマットが、若くして世に問うた推理小説 古ぼけた一枚の写真、それが「疑惑」の始まり。ナチスの強制収容所ではいったい何が行われていたのか?老警部ベアラッハの大胆な推理とその結末は・・・・・・・ ナチスの暴虐ぶりがつぎつぎと抉りだされるが、ここに論じられるのは、単に彼らの蛮行ではない。自由とは、希望とは、信仰とは何なのか?人間存在とはそもそも何なのか、といった窮極的な問いが、読者には突きつけられる。そして今も暗黒の中を彷徨いつづける〈永遠のユダヤ人〉・・・・・・・ |
書名 | 判事と死刑執行人 | |
著者 | フリードリヒ・デュレンマット | |
訳者 | 平尾浩三 | |
定価 | 1,320円(本体1,200円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0241-0 | |
四六判 変型 234頁 | ||
2012年5月 |
内容 | 警官殺しを追う老警部が仕掛けた罠と処刑された巨悪 スイスの山村の道路に停まっていたベンツの運転席で男の射殺体が見つかった。男はベルン警察の警部補だった。上司の老警部ベアラッハは部下とともに捜査に乗り出す。 殺された警部補は、富豪ガストマンの邸で開かれていた要人パーティーの秘密を調べるため、偽名を使って潜入捜査をしていた。捜査の眼はガストマンとその周辺へと向けられるが・・・ ★20世紀スイスを代表する劇作家・Fr.デュレンマットの処女作的推理小説 |
書名 | 手を洗うときの幸福 | |
他一編 | ||
著者 | ヨーゼフ・ツォーデラー | |
訳者 | 今井敦 | |
定価 | 2,200円(本体2,000円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0227-4 | |
四六判 変型 248頁 | ||
2011年6月 |
内容 | 「故郷」を失った南チロル人青年の心の変遷を描く、 ドイツ語作家ツォーデラーの自伝的小説 ヨーゼフ・ツォーデラーは、1935年、北部イタリアの南チロルに生まれたドイツ語作家。4歳のとき、ファシズム政権下で両親がドイツ国籍を選んだため、グラーツに移住。第二次大戦後、再びイタリア国籍を得てチロルに戻った。 『手を洗うときの幸福』は、1976年に出版された処女長編。ツォーデラーはこの小説と、これに続く『イタリア女』(1982)によって、現代ドイツ語文学の代表的作家の一人として認められ、イタリアでも脚光を浴びた。 表題作の他、『私たちは去った』を収載。 |
書名 | 原形ファウスト | |
著者 | ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ | |
訳者 | 新妻篤 | |
定価 | 1,320円(本体1,200円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0226-7 | |
四六判 変型 126頁 | ||
2011年2月 |
内容 | ファウスト解釈の歴史に新視点を提起する 注目の刊行! ゲーテの『ファウスト』決定稿と『原形ファウスト』との関係は、私にとって長い間の謎であった。『原形ファウスト』が、表現と構成はある程度変えられているとはいえ、25年以上もの長い年月を経て、根幹は変わらずに決定稿に取り入れられているからである。なぜ、そのようなことがありうるのか。20歳代前半に書かれた若年の原稿が、中年以降の原稿にもそのまま土台として通用するためには、はじめの稿に、すでに、ゲーテの生涯を形成するための不変の核ともいうべきものが、表現されているのでなければならないであろう。それがどのようなものかを明らかにしたいと思い、このたびこのような試みを行ったわけである。その結果、私自身にとっては、上記の謎は解けたと思われる。(著者「あとがき」より) |
書名 | 心気症の男 | |
著者 | テオドール・ヨハン・クヴィストルプ | |
訳者 | 小林英起子 | |
定価 | 1,760円(本体1,600円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0109-3 | |
四六判 162頁 | ||
2009年10月 |
内容 | ゴットシェート派の隠れた古典喜劇の傑作 自分が何か重大な病気にかかっているのでは、と絶えず気に病む真面目なエルンスト青年。この若者がヒポコンドリー(心気症)に苦しんだり、様々な心の病を発露していく様がいかにも現実味を帯びていて、現代の日本人の心にも迫ってくる。これはグロテスクな病の描写の一方で、ほのぼのとした人間模様が織りなされ、コミカルで現代性も持った諷刺的類型喜劇である。 ドイツ文学史におけるゴットシェート派の代表的作家テオドール・クヴィストルプ(1722―1776)の「ザクセン喜劇」の世界に切り込んだ本邦初訳。 |
書名 | メデイア | |
-さまざまな声- | ||
著者 | クリスタ・ヴォルフ | |
訳者 | 保坂一夫 | |
定価 | 1,650円(本体1,500円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0148-2 | |
四六判 上製 302頁 | ||
2005年12月 |
内容 | エウリピデスの悲劇『メデイア』では、メデイアは自分の子供を殺したことになっている。果たして本当に自分の子供を殺したのだろうか? 1996年に発表された長編小説『メデイア』で、作者のヴォルフは、メデイアのモノローグを中心に、6人のモノローグ(さまざまな声)を通して、新しい「メデイア」を作り出した。誹謗中傷に晒され、孤立するメデイアを。 そこには、ドイツ統一後、魔女狩りめいた批判や非難の一斉射撃を浴びたヴォルフの姿が二重映しに見えてくる。 |
書名 | シューベルト | |
-12の楽興の時とひとつの小説- | ||
著者 | ペーター・ヘルトリング | |
訳者 | 富田佐保子 | |
定価 | 3,080円(本体2,800円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0142-0 | |
四六判 上製 390頁 | ||
2004年10月 |
内容 | 2003年「ドイツ書籍賞」受賞 31歳で亡くなったシューベルトの生涯をたどりながら、その間に「楽興の時」と題された12の短いエピソードが挿入される。伝記的資料と作家の詩的な想像が見事なバランスで組み合わされ、シューベルトの生涯が鮮やかに蘇る。「ひとつの小説」とサブタイトルにあるように、ヘルトリングは、シューベルトの「伝記」ではなく、彼のシューベルト「さすらい人」シューベルトを自由な形式と作家の想像力を駆使して描いてみせる。 著者のヘルトリングは1933年ドイツのケムニッツに生まれる。 |
書名 | 縛られた男 | |
著者 | イルゼ・アイヒンガー | |
訳者 | 眞道杉 / 田中まり | |
定価 | 1,320円(本体1,200円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0132-1 | |
四六判 変型 206頁 | ||
2001年10月 |
内容 | 戦後ドイツ文学界に彗星のように現れたオーストリア閨秀作家アイヒンガーの若き日の短編12編を収録。 |
書名 | チューリヒの幸運の船/蚤退治 | |
著者 | ヨーハン・フィッシャルト | |
訳者 | 大澤峯雄 / 精園修三 | |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0120-8 | |
四六判 上製 322頁 | ||
1998年12月 |
内容 | 教訓的諷刺文学の頂点に立つといわれる16世紀マニエリストの作家フィッシャルトの2作品の翻訳。 |
書名 | ドラゴミラ | |
-魂を漁る女- | ||
著者 | レオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ | |
訳者 | 藤川芳朗 | |
定価 | 4,180円(本体3,800円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0119-8 | |
四六判 上製 560頁 | ||
1998年10月 |
内容 | 現代にも通じる狂気の宗教殺人。19世紀スラブ人の土着の魂を描く、光と闇、愛と裏切りの物語。マゾッホの最高傑作。 |
書名 | コツェブー作品集 | |
著者 | アウグスト・フォン・コツェブー | |
訳者 | 吉安光徳 | |
定価 | 3,300円(本体3,000円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0118-5 | |
四六判 上製 438頁 | ||
1998年6月 |
内容 | 数多い作品の中から『人間嫌いと後悔』『クリングスベルク父子』『ノロジカ』の三篇の戯曲を翻訳。 |
書名 | 壁 | |
著者 | マルレーン・ハウスホーファー | |
訳者 | 諏訪功 / 森正史 | |
定価 | 3,080円(本体2,800円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0116-1 | |
四六判 上製 320頁 | ||
1997年11月 |
内容 | ある朝、山荘で目覚めた「わたし」は、自分が透明な壁の中に閉じ込められたことに気づく。 長い忘却から蘇った戦後オーストリア文学の傑作、14年の歳月をかけて本邦初訳。 |
書名 | ウィーンの茶番劇 | |
著者 | ||
訳者 | ネストロイ研究会 | |
定価 | 2,530円(本体2,300円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0097-3 | |
四六判 上製 328頁 | ||
1996年10月 |
内容 | 19世紀前半のウィーンの下町に栄えた民衆劇場の茶番劇から、ネストロイとボイエルレの作品を翻訳。 |
書名 | グルーベチュ | |
アンナ・ゼーガース作品集 | ||
著者 | ||
訳者 | 河野富士夫 / 松本ヒロ子 / 貫橋宣夫 / 河野正子 | |
定価 | 2,750円(本体2,500円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0096-6 | |
四六判 上製 264頁 | ||
1996年10月 |
内容 | 表題作他、ゼーガース各創作期を代表する四つの作品を翻訳。 多彩な世界を凝縮する珠玉の一冊。 |
書名 | ほらふきヤーコプ | |
著者 | ユーレク・ベッカー | |
訳者 | 山根宏 | |
定価 | 3,080円(本体2,800円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0209-0 | |
四六判 上製 382頁 | ||
1995年11月 |
内容 | 舞台は戦時下ポーランド。ゲットーの解放が近いこを伝えるニュースは朗報だが、ヤーコプには新たな災厄の始まりであった。 |
書名 | 河の風景に立つ女たち | |
著者 | ハインリッヒ・ベル | |
訳者 | 越智和弘 | |
定価 | 2,750円(本体2,500円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0204-5 | |
四六判 上製 366頁 | ||
1990年3月 |
内容 | 政治家を陰で支える妻たちの絶望の声を伴奏に戦後西ドイツ政界の裏面を対話とモノローグ形式で鮮明に浮かび上がらせた遺作。 |
書名 | トラークル詩集 | |
改訂新版[対訳] | ||
著者 | ノルベルト・ホルムート | |
訳者 | 栗崎了 / 瀧田夏樹(訳注) | |
定価 | 2,420円(本体2,200円+税) | |
ISBN | 978-4-8102-0072-0 | |
四六判 上製 332頁 | ||
1985年11月 |
内容 | 孤独と憂愁を根本体験とする初期表現主義の詩人、ゲオルク・トラークルの、結晶にも似た美しい原詩と訳語を対照させた対訳詩集。 |
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