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ドイツ語小辞典

オノマトペ(擬音語・擬態語)
独和小辞典
根本道也 編著
 学術分野ではあまり大事にされないけれども、日常の暮らしの中で人と人とが思いを伝え合うために欠かせないたぐいの言葉-その代表がオノマトペ(擬音語・擬態語)です。人間の暮らしを彩るこの種の言葉の意味や使い方を、異なる言語環境に育った人間どうしが少しでも理解し合えるようになれば、お互い「心から分かりあえる間柄」になれると思います。
 このような思いから、本書ではドイツ語圏で育った人々との、意志疎通が少しでもうまくいくように、日本語のオノマトペがどのようにドイツ語で言い表せるのか、その可能性を例示してみました。例示の語句をヒントにして、実際のそれぞれの場面に合うように、活用していただければ幸いです。
  (「まえがき」より)

  • 新書判
  • 222
  • ISBN 978-4-8102-0320-2
  • 定価 2,750円(本体2,500円+税)
  • 2015年12月 刊行
メディア学小辞典 脇阪豊 / 吉村淳一 著
  いま何故メディアを問うのか
新しいメディアが世界のグローバル化を促し、メディアについての言説が氾濫するなかで、媒体の質を問う声は意外に低い
しかしC.S.パースが言語を「思考の本能的な媒体」であるとしたのは20世紀の早い時期であり、続いてB.K.マリノフスキーは、人間と環境との相互作用のなかに「一切の言語過程」を探ろうとしている
世紀の半ばには、一般システム理論や自己組織化そして自己産出の理論が文化と社会の関係性記述に反省的な視点をもたらす
これらの議論を検証しながらN.ルーマンは、コミュニケーションのプロセスを媒介そのもとし、そのはたらきのなかに世界の意味を構築する可能性を示唆し、21世紀のメディア学への基礎づけを果たした
本書では、220余の基礎概念をとり上げ、巻末に独-日および英-日の対照表と人名表を収録し、諸項目間のネットワーク形成を目指した
(文中の太文字は本辞典中の諸項目)
  • 新書判
  • 350頁
  • ISBN 978-4-8102-0243-4
  • 定価 3,300円(本体3,000円+税)
  • 2013年5月 刊行
グリム 童話・伝説・神話・文法
小辞典
下宮忠雄 著

グリム兄弟の仕事の全体像が分かる
グリム兄弟は『グリム童話』の著者として広く知られているがそれ以外の分野でも数多くの業績を残した
本書は、その多面的な著作を童話、伝説、神話、文法の観点から紹介した小辞典
説明は専門的にならず、分かりやすく、入門書として最適
見出し語総数は約720語
見出し語はドイツ語
日本語索引付き

  • 新書判
  • 254頁
  • ISBN 978-4-8102-0104-8
  • 定価 3,080円(本体2,800円+税)
  • 2009年1月 刊行
ドイツ文法用語独和小辞典 川口洋 著

本書は大学におけるドイツ語専門科目の授業などにおいて語学関係の文献を扱う際、学習者の便宜を考慮して編纂された文法用語辞典である
独和辞典ではこれまでその訳語のみ、または僅かな説明しかなされてない文法用語1150語を見出し語(ドイツ語)として選択し、わかりやすい例文と、やや詳しい説明を付した
巻末には日本語からも引けるように日独語対照表を備えてハンディーで重宝なドイツ文法用語辞典となっている
  • 新書判
  • 146頁
  • ISBN 978-4-8102-0063-8
  • 定価 2,750円(本体2,500円+税)
  • 2006年10月 刊行
ドイツ語史小辞典 荻野蔵平 / 齋藤治之 著

「民衆のことば」としてのドイツ語は、時代と共に言語的な豊かさを増して行くが、その第一興隆期は12世紀後半から13世紀中葉の中世騎士文学の時代であった30年戦争後、国語としてのドイツ語が危機的な状況に陥る
一時期もあったが、やがて1800年頃には標準的文語が確立され、18世紀から19世紀への転換期は、また同時に、ドイツ文学が第二興隆期を迎える時期で、ゲーテやシラーといった詩人達の文学活動を通して、ドイツ語はヨーロッパ諸語に引けを取らない「文化語」、洗練された「文学語」としての地位を獲得するのである
ドイツ語史を学ぶ醍醐味は、関心ある時代のテクストを読み解く楽しさならびに、現代ドイツ語の言語体系を再認識することである
『原典資料』などが収録されている巻末「付録」は利用者に重宝親切である
見出し語は900
音韻・形態・統語・語彙の変化の他、社会・文化・メディアに関する項目も採り上げた
  • 新書判
  • 270頁
  • ISBN 978-4-8102-0062-1
  • 定価 3,300円(本体3,000円+税)
  • 2005年10月 刊行
キリスト教用語独和小辞典 川口洋 著

日本初のドイツ語見出しによるキリスト教用語辞典

カトリック用語を中心にプロテスタント、東方教会用語も含む
  • B6判
  • 362頁
  • ISBN 978-4-8102-0060-7
  • 定価 5,318円(本体4,835円+税)
  • 1996年4月 刊行
ドイツ・ゲルマン
文献学小辞典
下宮忠雄 著

古期英語からヴァイキングまで、ゲルマン文献学に関する46項目を解説した、ドイツ語見出しによる小事典
  • 新書判
  • 248頁
  • ISBN 978-4-8102-0059-1
  • 定価 3,080円(本体2,800円+税)
  • 1995年10月 刊行
記号学小辞典 脇阪豊 / 川島淳夫 / 高橋由美子 著

日本語見出しによる初めての記号学辞典

見出しには、さらにドイツ語・英語の対応語を付す

巻末の独日、英日対照表は重宝
  • 新書判
  • 276頁
  • ISBN 978-4-8102-0056-0
  • 定価 3,080円(本体2,800円+税)
  • 1992年10月 刊行
ドイツ・西欧
ことわざ名句小辞典
下宮忠雄 著
ドイツ語を中心にラテン語、ギリシア語からバスク語まで西欧諸語のことわざ・名句1,000余語を収録
ドイツ語には英仏両国語を対照

  
【推薦】
 橋本郁雄 <学習院大学名誉教授>
本書は、ドイツ語を中心とするヨーロッパ諸語のことわざ・名句集である。第一部は、ドイツ語に英仏両語を配し、三言語対照のアンソロジーとしてきわめて有益である。第二部は、古典語をはじめ、十指に余る言語にドイツ語を対応させているが、ジプシー語、バスク語など一般に馴染みの薄い言語に対する語学的配慮も行き届いて読者を飽きさせない。また、著者自ら新たに発掘した珠玉の名句もあって興味深い。ことわざは民族固有の文化の反映である。ことわざを通して多彩な言語文化に触れる喜びは大きく、この意味でも、本書はことばを愛する人に薦めたい好書である
  • 新書判
  • 242頁
  • ISBN 978-4-8102-0058-4
  • 定価 3,080円(本体2,800円+税)
  • 1994年4月 刊行
言語学小辞典 下宮忠雄 / 川島淳夫 / 日置孝次郎 著
ドイツ語見出しによる日本で初めての言語学辞典1,300項目を収め、用例はドイツ語のほか、英仏ラテン語など多彩

  
【推薦】
 早川東三 <学習院大学名誉教授>
近年の言語学の目覚ましい発展とともに、数多くの術語が生み出される一方、既存の術語に新しい概念を担わせるといった現象も生じた。この状況下、言語学を学ぶ学徒の間では、当然それらを整理し的確に解説した、手頃な参考書の出現が強く求められてきたのである。
今回、共時・通時言語学などそれぞれの分野で望みうる最適の著者を得て本書の刊行を見るにいたったのは、まさに時宜にかなったことと言ってよい。同時に、本書が網羅的な解説辞典であるにとどまらず、言語学入門書としての特長をも兼ね備えて、その価値を一層高めていることを強調しておきたい。
  • 新書判
  • 252頁
  • ISBN 978-4-8102-0057-7
  • 定価 2,640円(本体2,400円+税)
  • 1985年12月 刊行
新訂・中高ドイツ語小辞典 伊東泰治 / 馬場勝弥 / 小栗友一
/ 松浦順子 / 有川貫太郎 著

中世高地ドイツ語の用法・用例を豊富な図版とともに解説した辞典

英雄叙事詩や宮廷騎士文学の絢爛たる中世文学研究に必備の書
  • B6判
  • 784頁
  • ISBN 978-8102-0054-6
  • 定価 10,450円(本体9,500円+税)
  • 2001年7月 刊行 
東ドイツの新語 根本道也 著

再統一以前の東西両ドイツの言語の差異を解明

東独特有の語彙900を収録、西独用語と対比、差異の背景を解説
  • 新書判
  • 196頁
  • ISBN 978-8102-0051-5
  • 定価 2,530円(本体2,300円+税)
  • 1981年2月 刊行


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