レッシング喜劇選集 |
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ドイツ啓蒙主義の代表とされる思想家・文学者であるゴットホルト・エフライム・レッシング は1729年ドイツ・ザクセン地方カーメンツのプロテスタント牧師の家に生まれた。 本書ではレッシングが若い頃に書いた喜劇3作品を収録している。 一作目の喜劇『若い学者』は1747年に書かれ翌年ノイバー座で初演された。続いて喜劇の創作熱にとりつかれたように『女嫌い』や『ユダヤ人』を著している。 ゲーテはかつて、文学がドイツで盛んになった自らの時代を評して「レッシングが二つ三つ、自分が三つ四つ、シラーが五つ六つ、まともな演劇作品を書いた頃」と言ったことから、レッシングが劇作家の代表とされていたことが窺える。 1781年ブラウンシュヴァイクにて逝去。劇作家・文学理論家として多くの戯曲や文学批評を執筆した。 <目次> 『若い学者』(三幕の喜劇)/『女嫌い』(三幕の喜劇)/『ユダヤ人』(一幕の喜劇) 解題 / テキスト・参考文献 / あとがき |
著者・訳者 | ゴットホルト・エフライム・レッシング 著 小林英起子 訳 |
ISBN | 978-4-8102-0344-8 |
判型 | 四六判 324頁 |
定価 | 定価3,520円(本体3,200円+税) |
発行日 | 2025年9月 |
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