原形ファウスト ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ 原作
新妻篤 訳と解説
 

ファウスト解釈の歴史に
新視点を提起する 注目の刊行!


ゲーテの『ファウスト』決定稿と『原形ファウスト』との関係は私にとって長い間の謎であった。
『原形ファウスト』が、表現と構成はある程度変えられているとはいえ、25年以上もの長い年月を経て、根幹は変わらずに決定稿に取り入れられているからである。
なぜ、そのようなことがありうるのか20歳代前半に書かれた若年の原稿が、中年以降の原稿にもそのまま土台として通用するためには、はじめの稿にすでにゲーテの生涯を形成するための不変の核ともいうべきものが表現されているのでなければならないであろう。
それがどのようなものかを明らかにしたいと思い、このたびこのような試みを行ったわけである。その結果、私自身にとっては、上記の謎は解けたと思われる。
 (著者「あとがき」より)
  • 四六変型判
  • 126頁
  • ISBN 978-4-8102-0226-7
  • 定価 本体1,200円(税別)
  • 2011年2月 刊行


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